三杯酢に漬けていただくもずくは、さっぱりしていておいしいですよね。わたしもちょっと小腹がすいた時によく食べますw
ところで、このもずくにはどんな栄養があるのでしょうか?
そこで今回の記事では、もずくに栄養はあるのか、また、含まれる栄養成分は何なのか、加熱しても大丈夫なのかなどについてまとめました。
もずくに含まれている栄養成分は何なのか気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
もずくの栄養は?
もずくは、モズク科やナガマツモ科に属する海藻のことで、別名はイトモズクで、沖縄の言葉では、「スヌイ」とも呼ばれています。
そして、日本で消費されているもずく95%以上が沖縄産もずくで、約9割が養殖ものです。
噛むとワカメのような歯ざわりがありますが、表面がぬるねるとして強い粘りが特徴の触感で、このぬるぬるの部分に身体に良い成分である「フコイダン」、「アルギン酸」が多く含まれていて、他にもミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
「フコイダン」には、免疫力を高めたり、胃粘膜を保護して胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除去したり、コレステロールを排出する働きなどの他に、抗ウイルスや抗アレルギー作用なども期待されています。
さらに、水溶性食物繊維であるフコイダンは糖質や脂質の吸収を抑え、血糖値の旧上昇を防いでくれるそうですよ。
また、「アルギン酸」とは、褐藻などに含まれる多糖類で、食物繊維の一種で、高血圧や動脈硬化、胆石を予防する効果の他、満腹感を持続させたり腸内環境を整える効果、余分なコレストロールや塩分を排除する働きなどがあります。
もずくに含まれる栄養成分は?
もずくに含まれる栄養成分は、「フコイダン」、「アルギン酸」以外にも、アンチエイジングに効果的なビタミン、マグネシウムやカルシウムといった無機質のものまで豊富な栄養素が含まれています。 100gあたり約6kcalという低カロリーなのも魅力のひとつですね。
この栄養豊富なもずくは、おもに熱帯から温帯の浅い海に分布している海草の一種です。そうめんのような細長い形状で枝分かれのある糸状藻類であり、ホンダワラなど他の褐藻類に付着することから「藻付く」という名がついたといわれていて、漢字表記では「藻付」と書きます。
もずくは、日本沿岸では冬から春にかけて、光が届く潮下帯の岩礁に生えますが、夏になると、他の海藻類と同じように枯れてしまいます。
もずくは加熱しても大丈夫?
結論からいうと、もずくは加熱しても大丈夫です。
もずくは、海中に自生している時は褐色ですが、他の褐藻類と同様に熱湯に通すと緑色が出てきます。
もずくを加熱することで、もずくに含まれるフコイダンがもずくの外に出てくるので、生のまま食べるよりも吸収されやすくなるそうです。
加熱できるので、どんどん料理に使いたいですね。
まとめ
今回の記事では、もずくに栄養はあるのか、また、含まれる栄養成分は何なのか、加熱しても大丈夫なのかなどについてまとめました。
もずくには、「フコイダン」、「アルギン酸」が多く含まれています。その他にもアンチエイジングに効果的なビタミン、マグネシウムやカルシウムといった無機質のものまで豊富な栄養素が含まれています。
もずくは過熱することで、もずくに含まれるフコイダンがもずくの外に出てくるので、生のまま食べるよりも吸収されやすくなるそうです。
もずくは栄養豊富で、そのまま食べても、加熱して調理することもできるので、もっと日々の献立にも登場させたい食材なんですね!