モッコウバラの花言葉と名前の由来

庭木

庭の黄色い花のモッコウバラが満開になりました。
白い花のモッコウバラも庭に植えているのですが、我が家の白い花のモッコウバラは毎年少し遅れて満開になります。

モッコウバラは昨年末に亡くなった母からもらった花でもあるせいか、今年のモッコウバラはいつもより感慨深く見えます。

しみじみとと見ているうちに、「そういえば、モッコウバラの花言葉ってなんだっけ?」って気になりだしてw

そこで今回の記事では、そんなモッコウバラの花言葉や名前の由来について調べてみました。

モッコウバラの花言葉や名前の由来を知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

黄色や白の花を咲かせるモッコウバラの花言葉

モッコウバラは黄色や白色の一重と八重の二種類がある小ぶりの花で、バラという名前が付いていますがトゲが無いのが特徴で、たくさんの花が一度に咲く姿はとても豪華です。

モッコウバラの花言葉をインターネットで調べてみると、モッコウバラには、「あなたにふさわしい人」、「初恋」、「幼い頃の幸せな時間」、「純潔」などの花言葉があります。

比較的育てやすい花で、挿し木を添えるとツルが伸びて寄り添っていく様から、「あなたにふさわしい人」という花言葉は付けられたのかもしれませんね。アーチに絡ませても素敵です。

また、モッコウバラの花のひとつひとつは小ぶりで素朴な印象もあることや、原種の性質を持っていることから、「初恋」、「幼い頃の幸せな時間」、「純潔」などの言葉がイメージされるのかもしれません。

黄モッコウバラは香りこそありませんが、豪華に見事に毎年咲いてくれます。

ピンクのモッコウバラもあるの?花言葉は?
モッコウバラによく似たピンク色のバラがあるのですが、モッコウバラにピンクはありません。ピンクのモッコウバラといわれている花はピンクサマースノーというバラのことのようです。

ちなみに、ピンクサマースノーの花言葉は、「しとやか」、「上品」、「かわいい人」など。花のイメージにぴったりの花言葉ですね。

モッコウバラ名前の由来は?

モッコウバラの名前は、原産国である中国での名前「木香花」に由来していますが、名前に「香」という文字が入っているわりには、黄色の花の「黄木香」は、ほとんど香りません。

白色の花はかすかに香りますが、香りの強い他のバラに比べるとおとなしい香りです。
それなのになぜ、花の名前に「香」の文字が入っているのかというと、モッコウバラの根が漢方の生薬「木香菊」の香りに似ているところからこの名前になったという説や、かつてはモッコウバラの根が「唐木香」という名前の香料の原料として利用されていたことにちなんでいるともいわれています。

いすれも「根」にちなんだ香のことで、確かに字も「木の香り」ですから、花の香りのことをいっているわけではないようです。

このモッコウバラが中国から日本にやってきたのは、江戸時代の中頃とされています。恥ずかしながら、そんなに昔から日本にある花とは知りませんでした (;^_^A

モッコウバラと皇室との関わりとは?

突然ですが、皇族の方々にはそれぞれの方に「お印」が選ばれていることはご存知ですよね?

実は、黄木香(黄色のモッコウバラ)は、秋篠宮家の長女・眞子内親王の「お印」で、眞子親王の身の回りの品などには、この黄木香の絵が描かれているそうです。

この「お印」は、真子様のご生誕7日目に決められたもので、このことがきっかけで「モッコウバラ」の名前が世に知れ渡ったそうです。

モッコウバラと真子様にご縁があったとは、今更かもしれませんがびっくりしましたw

まとめ

我が家の庭で咲いているモッコウバラの花言葉は、「あなたにふさわしい人」、「初恋」、「幼い頃の幸せな時間」、「純潔」などでした。

また、モッコウバラの名前の由来は、根が香ることから「木香薔薇」という名前が付いたということも驚きでした。

毎年花の咲くのを楽しみにしていたモッコウバラの花言葉や名前の由来を知って、もっと親しみが持てるようになりました。

 

 

モッコウバラの基本情報
バラ科 半常緑つる性植物
原産地 中国中南部
樹高 3~5メートル前後
花期 5~6月
花色 黄色、白色

 

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