落花生の殻付きと殻なしの違いは?3つの観点から解説!

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落花生は一度食べ始めると止まらない美味しさですよね。
殻付きと殻なしどちらも販売されています。
殻付きは「落花生」、殻なしは「ピーナッツ」と呼びますよね。
この二つは殻以外にも違いがあるのは知っていますか?

それは主に「読み方」「見た目の状態」「食べ方」です。
一つずつ説明していきます。

・読み方
読み方は上記の通り、落花生とピーナッツです。
落花生は1706年に中国より伝来されました。

当時は「南京豆」「異人豆」「唐人豆」と呼ばれていたそうです。
ちなみに沖縄でよく聞く「ジーマミー」は落花生のことなんですよ。
茨城県や愛知県では「地豆」と呼ぶそうです。

他にも「ほうらい豆」「かんとん豆」など各地で様々な
呼び方をされています。
現在では生産量の8割を千葉県が担っています。

次にピーナッツですが、落花生と違い日本語ではないですよね。
何故なのかはっきりとした理由は分かっていないのですが、
輸入の関係ではないかと考えられています。
千葉県が8割生産しているとはいえ、国内よりも海外からの輸入に
9割も頼っているのが現状です。

海外の落花生は、殻なしで販売されているのがほとんどです。
そして名称はピーナッツであることから、日本では殻ありが落花生、
殻なしがピーナッツと認識されていったのではないでしょうか?

・見た目の状態
育てている段階の植物状態のときと、殻がついているときに
落花生と呼ばれています
地豆と言われている理由は、受粉した後、子房柄という
糸のようなものが、土の中に入って実をつけるからです。

ピーナッツは殻と薄皮がない状態のときに呼ばれています。
ピーナッツはマメ科の植物なのですが、見た目が木の実に
似ていることから、「pea(エンドウ豆のような豆)」、
「nuts(木の実)」と呼ばれています。
ちなみに薄皮がついている状態を南京豆と呼ぶことがあります。
高齢者の方に多いです。

・食べ方
落花生は、素焼きなど調理済みのものは殻を剥いてから食べます。
ピーナッツは殻と皮が剥かれた状態なのでそのまま食べられます。
落花生は、ピーナッツバターなどの加工品も多く
販売されていますよね。
私のお勧めはハニーピーナッツです。
ピーナッツにはちみつをかけて混ぜ合わせたものなのですが、
甘じょっぱさが食欲をそそって止まらなくなります。

殻付きの落花生はそのまま食べても大丈夫?調理法も紹介!

殻付きの落花生は、素焼きなど調理済みのものであれば、
殻と皮を剥いて食べることができます。
皮がついたままで食べることも可能です。
皮には抗酸化作用や血行促進効果があると言われている
「ポリフェノール」や、その中に含まれている「レスベラトロール」という、
アンチエイジングやガン予防の効果が期待できる栄養が
含まれていますので、抵抗がなければ食べることをお勧めします。

注意しなければならないのは生の落花生です。
9月~11月の収穫時期にお店に出回ります。
落花生は土の中で出来るため、以前は土壌汚染とカビの
危険性があり、食べてはいけないと言われていました。
今は汚染も少なくなり、菌の影響も少なくなってきましたが、
やはり危険の可能性はありえますので、火を通してから
食べるようにしてください。
ちなみに生の落花生はエグミがあるので、食べても後悔するだけです(笑)。

生の落花生を買うときは、以下の三点に注目して選んでください。
・実が大きいと、収穫時期を過ぎていて中身が固くなっており、
風味が落ちているので避けましょう。
・殻が白くてつるつるしているものは未熟なまま収穫されています。
殻の網目がしっかりしているものを選ぶと美味しいものに
当たりやすいです。
・殻が黒く湿っているものはカビて中身が傷んでいる場合が多いので
避けてください。
殻に穴が開いているものは虫が入り込んでいる可能性が高いです。

生の落花生は酸化が早いので、購入したらすぐに調理するか
冷蔵庫または冷凍庫へ保存してください。
冷凍庫であれば、1か月は保存可能です。

生の落花生の調理方法は主に「茹でる」「炒る」の二種類です。
それぞれのやり方を紹介していきます。

・生の落花生を茹でる方法
材料
・落花生 300g
・水 1L
・塩 大さじ2

1.落花生を手でこすり洗いして泥や汚れを落とします。
2.鍋に水を入れて沸騰させたら塩と落花生を入れます。
3.蓋をして弱火で30分茹でてください。途中で浮いてくる場合は
落し蓋をしてください。
4.茹で加減を確認して問題なければ冷まして完成です。

・生の落花生を炒る方法
1.フライパンに、重ならず余裕のある量の落花生を入れます。
2.フライパンが温まったら、40分間焦げないように炒ります。
3.時間になったら火を止めて、フライパンから出して冷ましたら
完成です。
炒りたては柔らかいですが、冷めるとカリッとします。

この方法は殻なしでも作ることが出来ます。
20分程度炒れば完成しますので、お好みで選んで調理してくださいね。

茹でた状態のものは生でしか作れないので、見つけた方は
作ってみてください。

殻付きの落花生が湿気てしまったときの再生方法は?

調理済の落花生って食べきれずにいると、あっという間に
湿気ってしまいますよね。
もし湿気てしまった場合の対処法がありますので紹介します。

一つ目は、冷凍させる方法です。
時期によりますが、2日~5日で冷凍させたら冷蔵庫や
常温で戻してください。

二つ目は電子レンジを使う方法です。
量や湿気の状態によりますが、600Wで1分温めたら取り出して
冷ましてください。
電子レンジ直後は柔らかいですが、冷めるとパリッとします。
焦げやすいので、様子を見ながら温めてください。

最後はフライパンを使う方法です。
フライパンを温めて焦げ目がつきはじめるまで炒ります。
終わったら冷ましてください。

どれも完全にとは言えないのですが、ある程度戻すことは
出来ますよ。

まとめ

落花生とピーナッツは、呼び方が違いますが同じ食べ物です。
落花生は殻を剥かなければなりませんが、薄皮を食べることが出来ます。
しかも殻で覆われているので、風味を保ったまま食べることもできますよ。
ピーナッツはすぐに食べられるのが利点です。

わたしはピーナッツが大好きですw

それぞれメリットデメリットがありますので、好みに合わせて
選んでみてくださいね。

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