料理で使わなかった野菜を野菜室に入れっぱなしにして腐らしてしまうことも…。
これではもったいないと始めたのが野菜の冷凍保存です。
…とはいっても、使わなかった野菜を刻んで冷蔵庫に保存するだけなんですが (;^_^A
そこで今回の記事では、野菜を冷凍保存した時の栄養価はどうなっているのか、また、どのくらいの期間冷凍保存できるのかについてまとめました。
野菜を冷凍保存した時の栄養価が気になる、という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
野菜を冷凍保存しても栄養はあるの?
野菜は収穫した後も細胞は生き続けていて、自分の中に蓄積された栄養を使って成長しているので、常温や野菜室で保存しているうちに、どんどん栄養価は下がっていってしまうそうです。
それに対して、野菜を冷凍保存すると細胞は活動できなくなってしまうので、野菜の栄養はそのまま残ってくれるのだとか。
日本冷凍食品協会公式ホームページによると、
“旬の時期の栄養もほぼそのまま保つことができるので、時期によっては生鮮のものより栄養がある場合もあります。”
とのこと。
野菜は常温や野菜室で保存するよりも冷凍保存したほうが、栄養価をキープできるようですね。
ですが、冷凍することで野菜の細胞内の水分が結晶化して膨れるので細胞が壊れてしまい、解凍時に水分と一緒に栄養成分も流出してしまうそうです。
栄養分を逃さないためにも、野菜を冷凍する前に加熱したり塩を振るなどして野菜自体の水分を減らし、できるだけ細胞が壊れないようにするのが、野菜から栄養を逃さないポイント、とのこと。
冷凍している時の乾燥やニオイ移りを防ぐためにはラップで包みし、ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜くといいそうです。
冷凍した野菜は短時間で味がしみこみやすいので、キュウリの浅漬けも冷凍することで短時間でできるそうですよ。
野菜を冷凍保存できる期間は?
野菜を冷凍することで栄養価をキープできることはわかりましたが、野菜を冷凍保存できる期間はどのくらいなのでしょうか?
改めて日本冷凍食品協会の公式ホームページを見てみると、
ただし、家庭の冷凍庫は開閉が頻繁で温度変化が起きやすいので、購入後2~3ヶ月を目安に使い切りましょう。
と書かれていました。
スーパーなどで売られている冷凍野菜は、2~3ヶ月持つようですね。
自宅で冷凍した野菜については書かれていませんでしたが、自宅でカットして冷凍した野菜は、1か月以内に食べきったほうが良いそうです。
まとめ
今回の記事では、野菜を冷凍保存した時の栄養価はどうなっているのか、また、どのくらいの期間冷凍保存できるのかについてまとめてきました。
野菜は常温や野菜室で保存するよりも冷凍保存したほうが、栄養価をキープできることがわかり、冷凍保存できる期間は、スーパーで買った冷凍野菜の保存期間は2~3ヶ月、自宅でカットして冷凍した野菜は、1か月以内に食べきったほうが良いそうです。
あまってしまった野菜は、カットしてから冷凍保存しておくと無駄にならず、家計も節約できますね。